プレスリリース

J.P.モルガン、若者の就労を支援する「育て上げネット」に助成 「Youth Drive」を立ち上げ、プロボノ支 援も

J.P.モルガンは、JPモルガン・チェース財団を通じ、若者の就労支援活動に取り組んでいる認定特定非営利活動法人 育て上げネット(以下、「育て上げネット」)に対する助成を実施し、同法人とともに若者の就労支援プログラム「Youth Drive(ユース・ドライブ)」を立ち上げることをお知らせします。当社社員もプロボノ活動で同プログラムを支援します。

育て上げネットは、様々な理由で働くことができない若者、「就学、就労、職業訓練をしていない」状態にある若年層(15-39歳)に対し、就労に向けた就労基礎訓練プログラム(ジョブトレ)を提供する活動などを行っています。

今回J.P.モルガンが支援する「Youth Drive」プログラムでは、育て上げネットが生み出す具体的な成果と社会的インパクトの可視化を図るべく、SROI(社会投資リターン)の観点から第三者評価機関による分析を行います。

今回の支援について、J.P.モルガンの日本における代表者である李家輝(りのいえ てる)は次のようにコメントしています。「社会から孤立している若者が経済的に自立し、納税者として社会を支える側に立てるよう支援することは、地域社会にとっても非常に重要な活動です。当社は、育て上げネットの就労研修プログラムの拡充に協力すると同時に、当社の社員もボランティア要員として研修などの支援活動に協力します。」

育て上げネットの設立者で理事長を務める工藤啓(くどう けい)は次のようにコメントしています。「育て上げネットは就労を目指す若者に対し、『働く』と『働き続ける』ための様々なサポートを行っています。この度のJ.P.モルガンからの支援をもとに、若者のニーズに応える支援サービスを一層充実させてまいります。一人でも多くの若者が社会的所属を獲得し、『働く』と『働き続ける』を実現してくれることを期待しています。」

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J.P.モルガンについて

JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー (NY証取: JPM) は総資産2.5兆ドルを有する世界有数のグローバル総合金融サービス会社です。投資銀行業務、個人・中小企業向け金融サービス業務、コマーシャル・バンキング業務、金融取引資金管理業務、資産運用業務において業界をリードしています。世界で展開する法人向け事業は「J.P.モルガン」、米国における個人向け事業は「チェース」ブランドを用いて、世界有数の事業法人、機関投資家、政府系機関および米国の個人のお客様に金融サービスを提供しています。日本におけるJ.P.モルガンについてはウェブサイト www.jpmorgan.co.jp をご覧下さい。

JPモルガン・チェース財団およびJ.P.モルガンの企業責任について

JPモルガン・チェースは、世界が一段と複雑化する中で、お客様や地域社会の指針となり、経済的・社会的課題を解決するための支援を行う責任を担っていると考えています。当社では、グローバルなネットワーク、専門力、リレーションシップ、資金調達力などの強みを活用して世界各地にプラスのインパクトをもたらすべく努めています。当社は事業を展開する地域で現地パートナーと協働し、就業支援・雇用創出につながる取り組みや、金融専門力の提供、中小企業・地域社会の発展を支援しています。

2013年には、JPモルガン・チェースおよびJPモルガン・チェース財団は米国やその他44ヵ国において数千に及ぶNPO団体に対し2.1億ドル超の助成金を拠出し、また、世界各地の当社従業員4.7万人が延べ54万時間に及ぶボランティア活動を行いました。日本においては、有志社員で構成するフィランソロピー・コミッティが多様なボランティア活動を企画、運営しており、会社も社員のボランティア活動参加を積極的に推奨しています。詳細は当社ウェブサイト企業責任の頁www.jpmorgan.co.jp/pages/jpmorgan/japan/jp/about/corpres をご覧下さい。

認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)育て上げネットについて

育て上げネットは、すべての若者が社会的所属を獲得し、「働く」と「働き続ける」を実現できる社会を作ることを目標に、2004年に設立されました。若年無業者、ひきこもり状態などの、働く意欲を持ちながら働けずにいる若者の自立を支援しています。若年者就労基礎訓練プログラム「ジョブトレ」の提供に加え、わが子のことで悩みを抱える母親や保護者への個別相談やグループワークを行う「母親の会・結(ゆい)」を運営しています。詳細はウェブサイト www.sodateage.net をご覧下さい。